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■牧の野球人生プロローグ -2-~第一章 チーム結成 1 -1-

 「むむむ・・・。そうか・・・。まずはそこからか・・・。俺、早とちりしてしまったな・・・。」と社長はため息をつきながら元気なく言った。
 「それなら、早く準備してくれ。これは社長命令だ。至急、準備してくれ。」と社長は社員に慌てて命令した。
 「しかし、社長が好きで始めただけなのに何故私たちが準備しなければいけないのですか。会社自体あまり儲かっていないのにこんなことじゃ莫大な経費がかかって倒産してしまいますよ。」と1人の社員が同僚に疑問視しながら不満をぶちまけた。
 「そうですよね。これは無駄ですよ、無駄。それに出来る人あまり居ないのにこれじゃ弱小チームで毎回初戦敗退ですよ。それに代わりの人いませんし。社長は何をやっているのですかね。この会社を破滅に向かわせる気ですかね?」
 「さぁー。」
 社長の提案で社内が乱れ始めた。社長の提案を疑問視する声が社内中に広がった。
 そしてそのうち会社の経費を叩いて野球に必要な道具・設備が揃った。そしてその後、チームのユニフォームが出来上がったのである。ユニフォームはオレンジの線に“TOKYO”の文字が胸のロゴについており、いかにも昔の巨人軍のユニフォームに似た感じである。

 そして後日、野球関係者の中でチーム名を決める会議が開かれた。
 「・・・チーム名はどうしましょう。」と野球チーム発足の張本人の社長が重い口を開いた。
 「うーん・・・。まだ発足したばかりの真っ白のチームですよね。それなら、この会社のある場所と真っ白の意味を込めて“東京ホワイターズ”はどうか、と。」と野球関係者が提案した。
 「オー。それは良いチーム名だね。よし、チーム名は“東京ホワイターズ”に決定!」と社長は嬉しそうに叫んだ。
 これで社会人野球チーム“東京ホワイターズ”が発足されたのである。

 第一章 チーム結成

 1

 社会人野球チーム“東京ホワイターズ”が発足して3日、ようやく練習が開始されたのである。
 しかし、会社の財政が苦しい中、野球チームが出来て、会社の財政がもっと苦しくなっていくのではないかという野球チームを発足するという提案をした張本人、引所社長への不信感は社員に募るばかりだ。
 「ったく。社長は何を考えているのですかね。経営が苦しいのに、野球チームを作りやがって。どうせカスの集まりですから勝てるわけもないですけどね。しかも今は株価が下落しているから大変ですよ。うちは世界を相手する会社ですから、一度世界同時株安が起きれば利益はガクンと落ちて倒産するのではないかと思うくらい大変ですよ。給料も上がらないし。今回のこれじゃ何も得ないで莫大な負担を抱えて倒産しますよ。本当に社長は一体何をやっているのですかね。」と幹部は重い不満をぶちまけた。
 社長への風当たりが強くなっていった。そしてその練習はとても悲惨なものだった。
 練習には技術を教えるコーチが必要だが、財政難でコーチを呼べない。社員にコーチを任せようと思えば今度は1人足りなくなる。今は選手兼任で大川邦夫(おおかわくにお)兼任コーチが指導しているのだが、何10年前に野球をやったきりなのでうまく教えられない。しかも選手のやる気は全く無く、勝手に仕事に戻る人が居て、とても練習とは思えない風景だった。
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