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■牧の野球人生 第1章 番外編 2~5 -2-

 番外編・2(第1章・5はこの後も続きます)

 事件の余韻はもうさめたかと思えた。しかし、そこに共犯者が現れた。それは経理係長、大善伍彦(だいぜんくみひこ)容疑者である。警視庁は更に東田に取調べを行い、大善は別の部屋にて取調べを受けた。
「オラ大善!何故それまで(共犯を)隠した!答えろ!」と刑事が怒鳴った。
「いや、言う勇気無くって・・・。」と大善は弱気に答えた。
「バカヤロ!犯罪を起こしたら直ぐに自首しろ!そうしないとこっち(警察)が大変なんだよ!お前の為にどれだけ体力使ったか分かっているのか!」と刑事がそれまでの不満を爆発した。
「す、すいません・・・。」と大善は刑事の怖さに圧倒され、声を小さくしないと答えられなくなっていた。
 その頃東田はもの凄い態度で取調べを受けていた。そのもの凄い態度とは、テーブルに足を乗っけて、唾を吐きながら上から目線で取調べを受ける態度である。「足を直せ!」と言われても動じず、まさに“不動の石像”のような感じである。この先は刑事とのやり取りの話である。皆様に一部始終をご覧頂こう。

 ある日の警視庁の取調室での話である。先ほど話をした通りにもの凄い態度で取調べを受ける東田に刑事が聞いた。
「おい、お前、何という態度で受けるんだ、もう少し自分の立場が分かっているのか!」と刑事は聞いた。
 すると東田は、
「お前らがうるせぇの。俺は俺でこの態度で良いだろ?」と東田は人が変わったように言った。
「ななな、何を貴様―!」と刑事の怒りが頂点に達したときに遂に爆発した。
「お前、何と言うことを!どういう判決が下るか楽しみにしてろ!」と東田に言い残して去っていった。
 この後、東田に重い判決が下ることになる。

 5・続き

 先ほどの話で『当然牧はチームメイトから遠ざかって行った。』と書いたわけだが、この原因は、話したとおり“牧の技術が向上した”と云うことである。つまり、これでまっさらの状態の牧がプロへの道を1歩進んだわけである。ところが、その中で牧は歪んだ思考を抱いてしまったのだ。それは「人間関係を犠牲にすれば新たな技術が生まれる」と牧は思ってしまったのである。しかし、これはあまりお勧めできない。何故なら、“人間は1人では生きていけない”からである。つまり、『誰しも人間は人の援助が必要である。』と云うことを私は牧に伝えたい、と考えているので、先ほどの「人間関係を犠牲にすれば新たな技術が生まれる」ということは止めて頂きたい。技術は人間が居てこそ身につくのだから。
 さて牧は、段々と技術が身について、更に今現在は急激に技術が向上している。始めのときはいわゆる“入門者”だったが、嘘の様に変わったのである。この頃から牧は「急激漢」(急激に進化する男・シャープマン)と呼ばれるようになっていったのである。
 この会社で起きた事件の余韻は冷め切っていない。連盟に登録しようとすれば断られる。この事件で株主の売り注文が殺到し、株が下がる。とうとう倒産の1歩手前まで来てしまったのである。
「どうしましょう、社長!売り注文が殺到し、株価が急激に下落しています。このままだと倒産してしまいますよ。」と秘書が社長に問いただした。
「・・・・・・・・私が辞任する。これで新社長が立て直してくれるだろう。」と社長が苦し紛れで言った。
秘書は続投をお願いしたが、遂に、
「・・・・・・・・判りました。そう伝えておきます。」と渋々了解した。
 その後、引所吉男社長は遺書を残して首吊り自殺をした。
 この葬儀は親近者のみで行われた。葬儀場は悲しみに包まれていた。
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